AI(Claude)に作業ファイルを4回消された話と、3段階の対策

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Claude(Anthropic のAI)と長く作業すると、2人で1つのファイルを触ることになる。設計を書くほう、実装するほう。

そのファイルが4回消えた。

起きていたことは単純だった。

Claudeはセッションの最初にファイルを読む。作業する。終わりに書き戻す。その間に別のセッションが書いた分が、まるごと消える。

一度は、1日前の状態に戻っていた。37件ぶんの完了記録が消えていた。気づいたのは翌日だった。


対策が3段階に進化した

第1段階:手続き「書き込む直前に、必ず読み直す」をファイルの冒頭に書いた。守られないことがある
第2段階:検知完了件数を数えて、減っていたら事故と判定する。grep -c 1行で済む
第3段階:構造1つのファイルを分割して、そもそも衝突する面積を減らした

効いたのは3段階目だった。手続きは忘れられる。検知は事後。衝突する場所を無くすのが、唯一の根本対策だった。


落ちがある

第2段階の「検知」が、しばらく機能していなかった。

件数を2箇所に書いていた。片方だけ更新が止まっていて、そちらの数字がずっと古いままだった。

巻き戻りを検知するための数字が、
巻き戻りを検知できなくなっていた。

真実の置き場所を1箇所に決め直して解決した。検知の仕組みにも、同じ「1箇所」の原則が要る。

1箇所に直したあと、検知は1回効いている。書き戻しで完了数が128から125に減っていたのを数字で捕まえて、消えた2版ぶんの記録を git の履歴から載せ直した。37件消えたときは翌日まで気づかなかった。この回は、数字が減った時点で分かった。


ほかに、この型で出たもの

コミットの内容と、メッセージが食い違っていた書き込みと記録の間のごく短い隙間で、ファイルが古い内容に差し替わっていた。コミットは成功しているのでエラーも出ない
出力フォルダの名前を使い回して、古いソースを書き戻したしかもコンパイルが通ってしまう。気づいたのは偶然
診断ツール自身が、調べようとしていたクリックを吸っていた「ボタンが押せない」を調べるために入れたツールが、そのボタンの上に透明な膜を張っていた

最後の1件は、この連載で一番笑った。今回の調査で見つかった唯一の本物のバグが、今回の調査のために追加したツール自身のものだった。

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自分はスクールに通っていない。設計も実装もClaudeと手探りでやっている。だから上に書いたことは全部、遠回りの記録でもある。

体系的にやったほうが早いのは間違いない。生成AIを仕事に繋げる講座はいくつかあって、無料のカウンセリングや説明会だけ受けてみるのは悪くないと思う。自分は独学を選んだが、それは性格の問題で、人には勧めない。

このブログで使っている道具(Claude)そのものの入門書も出ている。読んではいないので、中身の評価はしない。

Unityそのものを本で一から学ぶなら、Unity 6に対応した入門書もある。これも読んでいない。

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